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ざんねん!! わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!

物凄い勢いで放置される。

恋花火

8時過ぎに飯後の一服がてらに外に出て、タバコに火をつけてると浴衣姿の女
性がちらほらと。
「あぁ、花火大会だっけ」と思い出すも、別に行きたいといきり立つわけでも
なくて、ただただその光景を眺めていました。
間も無くして目の前のビルから一人の女性が出てきました。
幼馴染の子でした。

深い青の下地に花柄の浴衣姿に、自慢の長い髪の毛を上に束ねて、派手派手しく
無い小さなミュールを履いた彼女は普段の彼女とは別人に見えて、思わず僕は
見入っていました。
すると彼女がアホ面で眺めているこちらに気がつき、歩み寄ってきました。
「何してんの?」
「一服だよ」
何故あんな風にぶっきらぼうに答えてしまったのか。
余所行きの彼女に少し寂しさを覚えていたのかもしれません。
「早く行ったほうが良いんじゃない?彼氏も待ってるだろ」
早く彼女が目の前から消えて欲しかった。そうすれば惨めな気分も紛れるだろ
うと思ったからです。
「あいつとは大分前に別れたわよ」
と、少し少し憂いを見せる顔に僕は適当な言葉が見当たらなくて「そっか」と
一言呟くと、タバコを思いっきり吸い込みました。
やがて、遠くから「ドーン」と言う景気の良い音がし始めました。
花火大会がはじまりました。
ただ黙って立って居るのも窮屈だったので、部屋に戻ろうとすると彼女は自転
車の鍵を僕に差し出し、「送ってってよ」と一言だけ。
意味も分からないまま、彼女の小さな自転車に二人で乗り、土手まで5キロ。
最初はくだらない思い出話や、最近の話をしていましたが、次第に二人とも言
葉少なになって、黙り込んで。
でも、あの時、玄関での沈黙とは違う居心地の良いものでした。








以上、僕の妄想でした。
え?花火大会はどうしたって?
バイトしてたよバカヤロウ。
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  1. 2005/07/30(土) 14:09:30|
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